ご訪問ありがとうございます。暇ラヤ山脈です。
今回はここひと月の間、隙間時間で弄っていたプラモについての記事を書こうと思います。
ファフナーがどんどん後回しになっていく…。
タイトルの通り、1/20 スコープドッグ ターボカスタム サンサ戦 キリコ機/ムーザ機(以下:ターボカスタム)を作ってたので、私なりのキットの簡単な解説と、ちょっとした製作過程をお見せできたらな、って感じですね。
この記事上げてる頃には塗装もあらかた終わってると思います。
完成品は今年中には上げたいなぁ(´-ω-`)
追記:完成しました👇
himarayasannmyaku.hatenablog.com
前置き
さて、今回制作中のターボカスタムですがバンダイから出ているにも関わらず、クソキットでした
限定受注品のバリエーションキットとは言え、定価9,000円で買うか考え直した方がいい部類のキットです
えーどういうことかと言いますと、プレバン限定のボトムズ系キット全般に言えることですが、毎回パーツ分割とかディティールがクソなんですよ
このターボカスタムも例に漏れず、合わせ目がモナカなパーツがたくさん
しかもめっちゃ目立つ
どれもこれも形状が複雑で消しにくい合わせ目なのがホントにタチが悪い
しかもベースになったキットは、2015年に限定受注されて多くの消費者たちを絶望させた『あの』ターボカスタム
アマゾンのレビューもボロックソに書かれてます
おそらくですが、バンダイとしてはもうボトムズに興味はないのでしょう
後は新規パーツ()を追加するだけで商品に出来る機体だけ売って、世のオタクどもから金を搾り取る魂胆です
現状1/20のボトムズキット(もっと言えば接着剤不要のスナップフィット)出してるのはバンダイだけなので、オタクはホイホイ買っちゃうんですよね
ボリューム感だけは一丁前です
で、斯く言う私もバンダイの陰謀にまんまと乗せられちゃったお馬鹿さんな訳です(-"-)
でもやっぱりサンサ戦仕様のターカス好きだし作りたい....
──作っちゃえ。
というわけで今回の記事は、『お馬鹿なりにクソキットをどうやったら楽しめるか考えてみた』という内容に落ち着きました
改修箇所
今回はとにかく自分の思い描くターボカスタムを作りたかったというのが第一にあるので、出来ること、出来そうなことは何でもやったやろうって気概で作ってました
しかし私は素人に毛の生えた腕しかないので、模型雑誌が頼みの綱でしたね(^p^)
<アンテナの差し替え>
お馴染みですね。とりあえず真鍮線とスプリングに替えておくだけでカッコ良くなります
以前バンタコ作った時もやったので同じ要領で
<ターレットレンズのディテールアップ>
キットには立体的なジュエルシールが付属していましたが、なんか安っぽい…
つか、玩具っぽい
というわけで、カメラ(大)にはMSGの丸モールドを仕込み、カメラ(小)はくり抜いて基部が見えるようにしてみました
内部モールドを暗めの色でスミ入れすれば更に雰囲気出るんじゃないかな
OPのイントロでドアップになった時に見えるモールドを意識してみました
<肩軸の改修>
棒状の軸をリングモールドの長さに合わせてカットし、真ん中に空いてる穴を広げます
直径が3mmになれば大丈夫です
穴は貫通しても内装で隠れるので問題ありません
ピンバイスでゴリゴリやっちゃいましょう
さっきの穴にwaveのBJプラサポ①の1を突っ込みます
あとはピンの長さを調節すれば大丈夫です
これだけで肩の可動範囲が広がるんですわ
最近のwave1/35もこの方式だったので、やってみたいなくらいの気持ちでした
ちなみに肩軸の受けの方にもさっきのプラサポ①の2を詰めておくと、パーツのハマり具合を調整できます
受け穴が深いのでボールジョイントが奥まで押し込まれると動かしにくくなってしまうんですよ
あとは腕の着脱が楽になるというメリットがありますね
<二の腕の延長>
ノモケンさんがやってた方法です
バンタコが発売された当時のホビージャパンに載ってたかな?
上腕の軸にwaveのPC-03プラサポ①の3を嵌めて延長します
上腕の装甲の内側に詰め物をしてフレームが奥までハマらないようにする感じですね
ノモケンさんは上腕の軸をカットして腕を3mm延長してましたが、今回は軸をカットせずに6mm延長することにしました
ちょうど本キットの手首一つ分伸びてます
これで脇にオプション付けてもマシンガンが両手持ちできるんですわ
<手首の改修>
小指と薬指と中指が一体化してるのでカッターで切り離します
これもやってる人多いんじゃないかな
カッターの背でちょっとずつ削る感じでやるのがいいって誰か言ってた気がする
手首の回転軸もどうにかしたかったけど、いい案が浮かばなかった…
<足首の改修>
通常版のスコープドッグなら脚部装甲の裾を短くすればいいのですが、ターボカスタムは形状の都合上そうもいかず…
というわけで足首の可動軸の受けの蝶番状のパーツを弄りました
出っ張りを削って厚みを落とし、上下逆に取り付ける
以上
左が説明書通りにつけた例で、右が逆につけた例
しかし、このままの形だと足首と脛のバランスが不自然に見えてしまうので厚みを調整する必要があります
これで足首の可動に余裕ができてポージングがちょっとは楽になるはず
きっと降着ポーズも無理やり出来るようになる
<リベット張り替え>
今回の肝です
六角形リベットが気に食わない&足首カバーのリベットが潰れているのが嫌だったので、全て丸モールドに統一しました
ついでにフロントスカート(左)はモールド削って平らにしてます
初めてだったので大目に見てください(^q^)
出来栄えはまあまあだと思ってます
成功したかどうかはデカールの段階で分かるでしょう
今回はなるべく厚みが出ないモールドにしたかったので、100均のスタッズラインネイルシールなるものを使ってみました
waveのリベットは半球状なので、今回はパス。
私が欲しいのはレンズ状だから仕方ない
両面テープで接着するのにちょっと抵抗あったけど、まぁ…ヨシ!
クリアーでコートすればなんとかなるべ(汗
今回使ったのは一番左のやつですね
女の子に混じってネイルシール物色してきました
完全に怪しい人です、ハイ
ミッションパックのベルトの方はキットに付属する六角形リベットに置き換えました
パーティングラインも消えるし、モールドも立体的になるから一石二鳥
ピンバイスで開けた穴に無理やり突っ込んでます
これはポロリの危険がないので安心ですね
凸リベットって、ネジみたいに突っ込んで固定できるタイプが一番いいのかな
最後に
11月はこんな感じなことをやってました。
いやー合わせ目消しがホントきついキットでしたねぇ…(-_-;)
バンダイに技術が無いんじゃなくて、コストを安上がりに済ませたい魂胆から来る手抜き感ハンパねぇわ
バンタコはもう作らなくていいかも(´Д`)
しばらくwaveの1/35作るのがいいかなぁ
塗装の途中だけど、すでに半分くらい精根尽きてます
12月は忙しいの確定だし、年内に終わるかなコレ…
クリアー吹くのめんどくせぇ....(-"-)
ちなみに全身像はこんな感じです
肩と足首いじる前の姿ですね(ベルトもいじってなかった)
完成したら、即upするので首を長くしてお待ちください
2月に発売されるキリコと並べたい
ではさいなら('◇')ゞ