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今回は第327星間旅団の指揮官『CC-5052』コマンダー・ブライのレビューです。
※本レビューでは独自に改修した製品の画像を使用しています。正規の仕様とは大きな差異はありませんが、ご注意下さい。
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今回は第501大隊隊員の一人、『CT-27-5555』ないし『ARC-5555』ファイブスのレビューです。
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今回はアニメウマ娘3期の愚痴です。
1,2期、RTT、シングレもそれなりに楽しめていたので3期も期待していたのですが、回を追うごとに不安になってくる有様だったので愚痴を吐き出したくなりました。
素人意見の殴り書きなので苦手な方はそっ閉じしてください。
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このアニメが教えてくれたことは主に3つ。
■スポ根アニメの主人公には早い段階で好かれる要素をお出ししておくことが大事
■キャラクターの行動原理や思考が理解できなくなると感情移入できなくなる
■続き物で新設定を出すときは慎重に扱うべき
普通のウマ娘だったキタサンブラックが挫折を乗り越えて、『そしてみんなの愛バになる』過程を2016年クラシック世代をモデルにして描いたスポ根アニメ......として構成したいのでしょうが見終わってみると『けものフレンズ2』や『スターウォーズ EP8』に近い雰囲気を感じます。
なんか引っ掛かりを覚える。
面白かった作品の後に作られる続編ってハードル上がるから成功するイメージないし、サブカル界ではいつものことなんでしょうけど納得いかない部分が多いのも確か。
気になるところを一通り整理してみようと思います。
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最初の大きな躓きは、世界観やキャラを説明する気が無いこと。
言い換えると1期、2期と比較して1話の出来が非常に悪いです。
▼スぺちゃんを転校生設定にし、初めてウマ娘に触れる視聴者に世界観を映像で見せ、目標を設定するところまで持って行った1期
▼テイオーがキタサンとダイヤを案内することで世界観を改めて説明し、ダービー勝利後に骨折していることを示唆して今後の展開のフックを作って終わる2期
▼冒頭でキタサンが皐月賞で負けて日常パートを挟んで日本ダービーで負けて終わる3期
1期も2期もそれなりの尺を取って世界観を説明していたのですが、3期は日常パートにかなり尺を割いています。なので1話なのに悠長というか冗長というか...。
2期とかアプリで見てるんだからみんな分かってるでしょ?とでも言いたげな態度が透けて見える1話でした。
1期、2期には用意されていた視聴者と同じ目線で立つキャラを用意しなかった時点で不誠実な製作陣だなという印象を受けます。
次の躓きは、走る理由をキチンと描かなかったこと。
1話の皐月賞に負けて「負けちゃった~」で済ます雰囲気を悪い意味で引きずってしまい、2話以降のキタサンに何のために走るのかを向き合わせなかった結果、なあなあで走って勝つ主人公になってしまいました。
やっと向き合ったと思ったら8話だし、お出しされた答えも開き直りに近い。
全13話中の折り返しでやっても賞味期限切れで味なんかしないです。
この問題はキタサンに限らず他のキャラにも言えることですが、これまでのウマ娘が重視してきたキャラクターの走る理由が雑に扱われており、ただモデル馬の戦績をなぞるだけになったのは返す返すも残念。
キャラの動かし方、絡ませ方も決して良かったとは言い難く、ライバル関係で盛り上がることもありませんでした。当のキタサンが絡みに行く相手が商店街とネイチャ、時々ダイヤなので然もありなん。
チームスピカなんて商店街とネイチャより出番が少なかった。
サトノクラウン、サウンズオブアースは完全に蚊帳の外、シュヴァルグランも12話に至る過程の擦り合わせができていないので突然告白したみたいな絵面になってしまいました。
今まで絡んでこなかったヤツが告白しても「急にどうした」って感じだしなぁ。
キタサンはシュヴァルに対して何とも思ってなさそうなのが本当に酷い。
キャラを並べるだけ並べてあるだけでネームドなのにモブレベルの扱いなんてこともザラにあったし、出したものの扱い辛くて放置したキャラが多かったんでしょうね。
3つ目はキタサンに魅力がないこと。
そもそもアプリの方の”お助けキタちゃん”や”お祭り娘”の定義もはっきりせず、レースで勝つ目的とリンクしているとは言い難いので扱いが難しいのかもしれません。
で、今回のキタサンは徹頭徹尾、失礼な子だなという印象です。
身内や贔屓にしてくれる商店街の人たちといった狭いコミュニティの中でしか優しさと明るさが発揮されず、距離が近いはずの同期やチームの先輩たちには素っ気ないので印象が悪いです。
お人好しよりも陰湿なイメージの方が強い。
いや、思いやりがないの方が正確かな。
最終的なゴールから逆算しても彼女が関わる世界が狭すぎるし、みんなに愛される人気者になれるビジョンが見えなかったのも痛い。
周りはキタサンを意識してるけど、キタサンにとってはその他大勢でしかないので最終的にライバルが誰もいない状態になってしまいましたね。
結局どこまで行っても一人なんだなぁと。
一番イカンのは彼女自身の目標と目標の実現に向けた行動がハッキリしないことです。
最初の目標は「テイオーさんみたいになりたい!」だったのですが、皐月、ダービーに負けたことで最初の一話にしてその目標が叶わなくなってしまいました。
それでも構成の都合上レースで走り続ける理由が必要なんですが、それを無視したままG1を勝ち続ける状態が続きます。
で、思い出したようにいきなり悩みだすのでどういう子なのかさっぱり分からない。
これは悩んでるキタサンに誰かが助言を与えるための所謂”展開のための展開”でしかなく、繋ぎが不自然。
制作陣が勝っても後味悪い描き方をするし、負けたレースばっかりクローズアップするから気持ちよく観させてくれないのもマイナス。
肝心の彼女の根っこに当たるバックボーンすら分からないので見ていて不安になる主人公でしたね、他のキャラより時間も尺も割いて描写されてきたはずなのに…。
極めつきは、ピークアウト設定。
一番白けました。
衰えたキタサンに勝っても、見方を変えれば”全盛期のキタサンには勝てなかった”と同じ。
負けたら負けたで、衰えてるキタサンにすら勝てないのかと揶揄されることになる。
他のキャラがキタサンに勝っても負けてもケチが付く最悪の新設定です。
引退したウマ娘が移籍するドリームトロフィーリーグの立場はどうなるんだよとか、2期のテイオーの復活劇やった続編でお披露目するのはどういう魂胆だとか、悪い方にばかり目が行ってしまいます。
天秋勝って不安を払拭するのかと思いきや、あっさり引退宣言したのはテイオーの後輩としてどうなんだろうと思いました。
キタサンよりも長く走ってるキャラもいる1期、2期と地続きの3期でやる意味が果たしてあったのか…。
まだ精神的な不調にしてくれた方が穏便に済んだはず、サトノクラウンとシュヴァルグランの立つ瀬はどこですか?
この二人、なんで勝てたのか最後まで分かりませんでしたね。
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モデル馬のエピソードをいかにカタルシスに昇華するか、ライバル同士のドラマに繋げるかがウマ娘作品の製作陣の腕の見せ所だと思っているので、その点で見ると今回は微妙だったなというのが私の総評です。
天秋のキタサン出遅れのアレンジ、2話でのネイチャ、6話のダイヤなど光るところは確かにあったけれど、通しで見ると押さえるべき要所を外し続けたのがモヤモヤする原因かなと。
各話ごとの配分を見てみます。
赤く色を付けたのは特に出来が酷いと思った回です。
1話:皐月&ダービー、ドゥラメンテ登場
2話:菊花賞、ネイチャ1回目
3話:ゴルシ回(オルフェーヴル、ジェンティルドンナ匂わせあり)、有馬記念1回目、サウンズオブアース登場、ネイチャ2回目
4話:ブルボン&ライス回、大阪杯、天春、ダイヤ:皐月賞、ネイチャ3回目
5話:ドゥラメンテ回(「誰?」発言)、宝塚、ダイヤ:ダービー
6話:ダイヤ回、ダイヤ:菊花賞
8話:タメ回、ネイチャ4回目
9話:天春
10話:宝塚
11話:天秋、ピークアウト設定登場
12話:シュヴァルグラン回、JC、ロイスアンドロイスの実名が判明
13話:有馬記念3回目、新衣装登場
4話までは新キャラのお披露目で話題を作り、既存の人気キャラを引っ張ってきて話を繋いでます。
5~8話はダイヤにスポットが多く当たるようになりますが、5話でのドゥラメンテの扱いと8話でのキタサンの描写が酷かったせいで歯車が完全に噛み合わなくなった印象です。
9話からはキタサンの古馬G1戦線に話が戻りますが、冗長な日常パートが多いわ、ライバルとの絡みも無いわで焦点がずっとズレてます。
執事喫茶やったり旅に出たり…。
日常パートとレースパートの食い合わせが悪く、別のアニメから持ってきて継ぎ接ぎしたんじゃないかってくらいアンバランス。
前半後半で話がブツ切りになるのは勘弁してほしかったです。
最初こそ盛り上がってましたが、それは新キャラのお披露目とイベントありきの盛り上がり。
つまり情報を切れ目なく浴びせて勝負してきた感じです。
しかし、キャラも出揃った後半戦は出せる情報も出し尽くして落ち着いてしまったので話題性で引っ張ることも出来なくなり、前半で描くのを怠った新キャラで勝負をせざるを得なくなってしまった。
しかし、メインキャラはみんな身内としか関わって来なかったから話が膨らまない。
元がキャラが売りのソシャゲの販促アニメなので新キャラで話題を作るのは正しいと思うのですが、質の悪いことに新キャラの扱いはどれも悲惨なせいで、リアルスティールやゴールドアクターが実名で登場しなくて良かったとさえ思ってしまいます。
キャラの魅力で乗り切ろうとしてもメインを張る新キャラより既存キャラばかりに尺を割くのでどうしようもない。
残念ながら、後半戦はずっと低空飛行だった印象が強いです。
以上の観点から、前半でメインキャラを描くことから避けて安易な方法で話題を作る道を選んでしまい、後半にそのしわ寄せが来て上手く捌けなかったというのがこのアニメの本質ではないかと考察します。
キャラを増やしすぎた結果、物語の進行に本来必要ないけど既にキャラ立ちしているウマ娘で話を回そうとしてバランスが崩れたのでしょう。
個人的にあまり好きになれない構成です。
1話ごとの積み重ねで話を作ってきたのがウマ娘ですから、メインキャラにはキチンと向き合って欲しかったなぁ。
話の前後の繋がりの擦り合わせができていないのは致命的でしょう。
これまでのウマ娘が大事にしてきた競馬へのリスペクト、言わば”取扱注意の箱”を雑に扱ったら何も残らないというのがよく分かるアニメでした。
最後の最後に映画の公開を発表してきましたが、3期視た後だと不安だなぁ...。
ご訪問ありがとうございます。暇ラヤ山脈です。
今回は久しぶりに考察とか構造分析でもやってみようかなと思います。
最近、私がガンダムから卒業できないのはなんでかなーと考えることが増えてきまして(^^;
ガンプラが好きだからか?とか、小さいころに見たからか?とか考えてみたけどどうもしっくり来ない。
それなら他にも当てはまる作品はありますしね。
しかし、私の心を惹きつけているものの正体は何なのか…。
ならば作品のからくりを分解して考えてみるか、と思い当たった次第です。
というわけで、一番好きな「ウイング」でやってみようかと思います。
鬼滅に関しては否定的で愚痴ばっかりになったので、今回は肯定多めで書くつもりです(^^;
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引き続きフィギュアレビューやっていきます。
今回はSIDE SHOW製のハイエンドフィギュアに手を出してみました。
本来は他の候補でやるつもりだったのですが、
HOT TYSのマンド―、買ったはいいけど何だかしっくり来ない...
SIDE SHOWのコーディー、関節がユルユルでダメだこりゃ...
という訳でして、第104大隊”Wolf pack”の指揮官『CC-3636』コマンダー・ウォルフのレビューです。
なお、今回のレビューでは独自に改修した製品の画像を使用しています。
元の製品と大きな差異はありませんが、予めご了承ください。
開封。
通常版を購入したので特製台座は付属せず。
▼改修パート
▪️アンテナの補修
左肩にアンテナがあるのですが、細いし出っ張ってるしで本当に危ない。
引っ掛かりやすい場所にあるくせに強度も頼りない(おそらくPVC製)。
案の定、撮影中にポッキリ逝きました(^^;
という訳でYAMAHAのエレキギターのスペア弦とスプリングで作り直してます。
ピンバイスで基部に穴開けて弦をブッ刺して瞬着流し込んだだけですが、いい感じに仕上がりました。
金属使ったおかげで質感も自然になったかな
▪️足首のジョイントの置き換え
個体差からかジョイントが硬すぎて動かせませんでした(^^;
以前ブキヤのジョイントに交換したものの自立に難アリだったのでホビーベース製のジョイントと交換することに。
ダボ穴をピンバイスで5mmまで拡張し、WAVEのプラサポとピンを削いだポリキャップを仕込んでハードポイントを新たに設けました。
後述の差し替え用の足首も同じように加工してます。
本体の全体像。全長約30cm。
頭がデカいせいで若干バランスが悪いかなぁ(^^;
ヘルメットだけアニメ版のキャラデザのまま立体化したせいで、首から上と下の方向性がチグハグですね。
これでは完全な実写アレンジとは言えません。
カッコいいのに惜しい(ーー;
ウェザリングの影響で色彩のトーンはアニメ版のキャラデザより暗め。
こっちの方がプロポーションバランスは良い。
ヘルメットが変わるだけでスマートな印象になりました。
ヘッドパーツは4種類付属。
ヘルメット2種+素顔2種とかなり豪華です。
▪️フェーズⅡヘルメット
長年ブリスターに収められていたせいか、レンジファインダーが若干歪んでます。
※お湯に浸けて根気よく揉んだら元に戻りました。
後頭部のインテークだけでもいいからディテールのアレンジが欲しかったなぁ(^^;
▪️フェーズⅠヘルメット
シーズン3に登場した方のデザインですね。
実写アレンジは控えめに言って最高、かなり気に入りました。
▪️素顔1
右目は義眼になってます。
テムエラ・モリソンの顔ではないけど、これはこれでいい雰囲気。
CGアニメのキャラデザに寄せてありますね。
髪と眼球は別パーツ化されてました。
▪️素顔2
シーズン2の頃の顔でしょうかね。
負傷した眼球の表現がかなり気合入ってます。
顰めっ面になると若い時のシュワちゃんみたい。
▪️JF-12ジェットパック
マグネットで本体に脱着可能。
ホットトイズとは異なり接触部にクッションも無ければ噴射エフェクトも無し。
当然シーカーミサイルの脱着も無し。
複雑な意匠も正確に再現され、見栄えも最高。
実はウォルフ専用デザインのジェットパックはなかなか立体化の機会に恵まれないので貴重だったり。
手首のバリエーションは13種。
気前良すぎてびっくり。
拳と手刀があるのが本当に助かりますね。
差し替え用足首。
こちらも嬉しいオプション。
気が利くわ〜
※画像は改修前のを使ってます
ホットトイズ版では一苦労の立膝が綺麗に決まるのは明確な強みでしょう。
ただ、ウォルフの場合スカートのホルスターが引っ掛かるので活かしにくいのですが(^^;
火器は3種類付属。
ドライブラシによるウェザリングが施されてます。
▪️DC-17 ハンド・ブラスター
2丁付属。
スカートのホルスターに収納可能。
▪️DC-15A ブラスター・カービン
サイドショウ版は下部が展開してストックになるようです。
あんまり必要ないオリジナルギミック(^^;
▪️ドロイド・ポッパー
EMPグレネード。
サーマルデトネーターとどう違うのかよく分からない見た目です(ーー;
ホットトイズのデトネーターより小さめかな。
▪️ディスプレイスタンド
通常版に付属する汎用スタンドでした。
支柱の長さを調節出来ないのが惜しい(^^;
以下、適当にポージング。
足開くとホルスターが引っ掛かってスカートのゴムがずり落ちて来る(ーー;
以上、コマンダー・ウォルフのレビューでした。
2014年発売のフィギュアですが、弄っていてかなり楽しかったです。
総評としては痒いところに手が届かず安定性に欠けるが、ポージングの自由度はホットトイズより高いと言ったところでしょうか。
フィギュアに使ってる素体は個体差が激しいし、台座が無いと自立が困難と弱点は致命的。
反面、差し替えパーツの質は高いしホットトイズでは取れないポーズが取れるのは魅力的。
この辺は好みの問題ですが、私はサイドショウの方が好きかな。
発売時期的にはサイドショウの方が前になりますし、開発にはホットトイズも関わっているので近年発売されているホットトイズのトルーパーフィギュアの前身という位置づけで見ればなかなか面白いのではないでしょうか。
今の目線で見ると粗削りな部分も目立ちますが、マニア心を擽られる一品でした。
次回の内容は未定です。
また何かの考察でもやってみようか…。
では、さいなら('◇')ゞ
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