ご訪問ありがとうございます。暇ラヤ山脈です。
今回は第612攻撃部隊の指揮官『CC-4572』コマンダー・ガンチのレビューです。
※本レビューでは独自に改修した製品の画像を使用しています。正規の仕様とは大きな差異はありませんが、ご注意ください。
▼概要
Webコミック『The Clone Wars: Act on instinct』、『The Clone Wars: The Valsedian Operation』よりの立体化。
2023年現在、本製品が唯一のフィギュアになるのでかなりマニアックなキャラ。
そもそも映像作品に登場しないクローンの立体化そのものが非常に珍しいのですが(^^;
2012年8月開催のスター・ウォーズセレブレーションⅥにて販売された会場限定品…かと思いきや普通に出回ってたようです(日本では2013年3月に発売)。
一応SIDE SHOW Exclusive Edition(限定版)扱いにはなるようなので、専用デザインの台座が付属します。
通常版が販売されない珍しいタイプの製品のようで、流通するのは全て専用台座が付属するみたいですね。
パッケージの内箱には描き下ろしイラストが印刷されてました。
▼改修パート
足首のジョイントの癖が強いのがこのシリーズ最大の欠点ですね(^^;
本体の重さに負けてすぐにヘタるから強度は不安だし、いちいち本体から外さないとジョイントが動かせないという哀しみを背負っています。
つまり自立できないんですよね。
今回もジョイントがまともに動かない個体に当たったのでホビーベース製のボールジョイントを組み合わせて自作したものに置き換えました。
ヘタりにくくするためにジョイントは硬めのを採用してます。
WAVEとかバンダイだとプラが柔すぎるので(^^;
ダボ穴は直径5mmに拡張して本体にWAVEのプラサポを、足首の方にピンを切り落としたポリキャップを仕込んでます。
足首がボールジョイントになったことで自立はしやすくなったかな。
※ウォルフも同じように加工し直しました
▼本体
本体をぐるりと一周。全長30cm。
ディープレッドとホワイトのコントラストが眩しい。
暗所でもかなり目立つ配色ですね(^^;
胸部にはホルスターをぶら下げてます。
西部劇『ドク・ホリデイ』のオマージュなのだとか。
ポールドロンは首に引っ掛けてあるだけなので着脱可能。
しっかり塗装されてますが、ポールドロンで隠れる部分のウェザリングは省略されてます。
▼ヘッドパーツ
3種類が付属。
■フェイズⅠヘルメット
ウォルフに負けず劣らず複雑な意匠。この手の指揮官クローンにしては珍しく装飾が無い。
■フェイズⅡヘルメット
こっちもこっちでマスキングが大変そうなデザイン(^^;
ホットトイズのヘルメットと比べると目元が鋭い印象です。
■素顔
この頃はまだ一体成型のようです。
側頭部の赤い線は傷跡っぽい。タトゥーちゃうんかい(^^;
後発のウォルフのヘッドと比べると接続ポートが低いことが分かります。
なんか首が長いと思ったら頭の位置が高いからかぁ。
▼その他オプション
火器は3種類付属。ドライブラシによるウェザリングが施されています。
■DC-15A ブラスター・カービン
いつもの。銃身下部は展開し、ストックになる。
■DC-15A ブラスター・ライフル
特にギミックなし。
■DC-17 ハンド・ブラスター
2丁付属。胸部ホルスターに収納可能。
■差し替え用手首
13種類が付属。ピースの使い道が思いつかない(^^;
■差し替え用足首
つま先が曲がってるおかげで立膝の見栄えも自然に。
※画像は改修前
■ディスプレイスタンド
所属部隊と兵員ナンバーが記載された専用デザインになっています。
支柱の長さは調節できないので、腰を落としたポーズには対応できないのが惜しい。
▼ポージング。
以上、コマンダー・ガンチのレビューでした。
この個体は関節がかなり硬めだったお陰で弄りやすかったです。
買う予定が無かったフィギュアですが、運よく手に入ったのでレビュー書くことにしました。
限定、希少という言葉に弱いコレクターの性ですね(^^;
個人的にサイドショウのフィギュアの方が琴線に触れるというか、弄っていて楽しいです。
足首の問題も改善策が見つかりましたし、もう何体か欲しいところ。
コマンダー・ブライがずっと気になってて探してるんですが、なかなか見つからないですね。
一体どこに転がっているのやら(^^;
▼総評
個人的な嗜好になりますが、上半身に装飾が集中し過ぎていて、バランスが悪いかなと感じました。
破損しやすい箇所が無いのはいいんですが、胸部ホルスターはかなり邪魔くさいです。
やっぱり腰にぶら下げるのが一番理に適ってるんだなぁと。
それ以外は可もなく不可もなくといったところです。
では、さいなら('◇')ゞ