ご訪問ありがとうございます。暇ラヤ山脈です。
今回は第327星間旅団の指揮官『CC-5052』コマンダー・ブライのレビューです。
※本レビューでは独自に改修した製品の画像を使用しています。正規の仕様とは大きな差異はありませんが、ご注意下さい。
▼開封
限定版を購入したので台座は専用のものが付属。
オプションはガンチと似たようなものか。
ここの写真、いつもは内容物を加工する前に撮るのですが、今回に限り改修後の写真を使ってます。
ちょっと気になるところが多かったのですっかり忘れてました(^^;
▼改修パート
今回は長めです。
■バイノキュラー
ヘルメットに付いてる可動式双眼鏡ですが、途中で引っ掛かって劇中通りの高さまで上がりません。
他の方のブログを見ながら調べてみると、双眼鏡の裏側の茶色いパーツと双眼鏡の角が干渉してることが分かりました。
まず、ペンチで留め具を破損させて分解します。
干渉してる部分を削って、下地が見えたところはテキトーに塗って誤魔化します。
最後に穴を3㎜に拡張し、PCランナーからピンを新造して留め具に当たるパーツに瞬着で接着…という流れです。
これをヘルメット二つ分やりました。
今回のレビューで使ってる写真はこの項目以外、全て改修後のものを使用してます。
■頭部ハードポイント
フェイズⅡヘルメットの裏側にあるハードポイントを延長しました。
ホームセンターに売ってる水道用の塩ビ管の”つなぎ”をベースに、通販で買った塩ビパイプをカットしたものを内側に張り付けて内径を調節してます。
製品通りの仕様だとヘルメットの顎に当たる部分が肩当てに干渉してキチンと固定できないんですよね。
この肩当て、恐らくシリーズ初期のフェーズⅠキャプテン・レックスの肩当てと色違いです。
なので、フェーズⅠヘルメットと合わせたら収まりが良いようにデザインされています(実際、ブライのフェーズⅠはすんなり嵌ります。)。
言い換えると、顎のデカいフェーズⅡヘルメットとの兼ね合いを全く想定してません。
そりゃ合わないわけです(^^;
で、ヘルメットの取り付け位置を高めに設定し直して肩当てに干渉しないようにしたと。
結果、元の位置より5㎜程度高くなりました。
なお、今回のレビューでは改修前の写真は登場しません。
■足首
いつも通り。
ジョイントをホビーベース製のをベースに自作して置き換えてます。
ジョイントが硬くなってる原因について色々考えてたんですが、プラが膨張してるからなのかなぁ。
発売時期から10年も経てばピンがダボ穴に嵌らなくなるケースはあるので似たような状態なのかもしれません。
▼本体
EP3の設定画を参考にしてるだけあってダメージ表現は一番リアルかも。
肩当てはもうちょい頑張って欲しかったな。
▼ヘッドパーツ
3種類が付属。
■フェイズⅠヘルメット
クローンウォーズ シーズン1に登場したデザイン…の実写アレンジ。
一色だったセンターラインは黄色と黄土色で塗り分けられ、配色のバランスが見直されてます。
側頭部の留め具はWAVEのリベットを使用したので、色がグレーになってます。
ダメージ表現は一部描き加えました。
■フェイズⅡヘルメット
クローン・ウォーズ シーズン7、EP3に登場。
かっこいい。
塗装剥げも含めて塗装の再現度はかなり正確。
■素顔
クローンウォーズにてお披露目された素顔...の実写アレンジ。
唇はそれっぽいけど全体の塗装はかなり大雑把です。
斑点がポツポツと散見されますが、これ要らないや(^^;
▼オプション
火器は3種類が付属。
■DC-15S ブラスター・カービン
下部が展開し、ストックになります。
ウェザリングは無し。
■DC-15A ブラスター・ライフル
ウェザリングは無し。
■DC-17 ハンド・ブラスター
2丁付属。
スカート側面のホルスターに収納可能
これだけ汚れてるのは違和感ありますね。
■差し替え用手首
13種が付属。
■差し替え用足首
※画像は改修前
■ディスプレイスタンド
所属部隊と兵員ナンバーが記載された専用デザインになっています。
▼ポージング
以上、コマンダー・ブライのレビューでした。
一番気になっていた大本命なので過去イチで気合入ったレビューになったと思います。
ファイブスが思うように動かなかった分、派手なポーズにも挑戦してもらいました。
▼総評
肩当てもスカートもあるのに動かしやすくてびっくり。
元々のデザインが人体の動きを阻害しないように装飾品が構成されてるわけですから、それをそのままハイエンドフィギュアに落とし込めば動かしやすいのは当然なのですが(^^;
映画の制作陣がCGモデルと言えど、装飾一つ一つのリアリティを突き詰めてことが感じ取れて約20年遅れの感動を味わってました。
塗装、ダメージ表現は2011年に発売したラインナップの中でも指折りじゃないでしょうか。
バイノキュラー問題、ヘルメットと肩当ての問題など難点はありますが、それさえクリアできれば現行のhottysにも引けを取らない出来栄えだと感じます。
いつかhottysからもコマンダー・アポーのリデコで発売するのでしょうが、このフィギュアがあればスルーして大丈夫かな。
そう思えるくらい気に入りました。
では、さいなら('◇')ゞ