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ARCトルーパー/ファイブス (フェイズ2アーマー版) レビュー【サイドショウ/ミリタリーズ・オブ・スターウォーズ】

ご訪問ありがとうございます。暇ラヤ山脈です。

今回は第501大隊隊員の一人、『CT-27-5555』ないし『ARC-5555』ファイブスのレビューです。

※本レビューでは独自に改修した製品の画像を使用しています。正規の仕様とは大きな差異はありませんが、ご注意下さい。

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開封

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差し替え用足首は付属せず。

同時期発売のエコーと構成は同じ。

限定版を購入したので台座は専用のものが付属します。

 

▼改修パート

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やはりと言うべきか、元のジョイントがまともに動かないのでホビーベース製をベースに自作したものに交換しました。

それでも本体の重さに負けるので自立はかなり苦しい(^^;

そのくらい重い。

▼本体

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全長約33cm。

全体的にバランス悪いかなぁ(^^;

頭部と追加装甲がデカいせいで元のスリムなボディの良さが損なわれてる感じでしょうか。

ダメージ表現はベッタリした感じがイヤだなぁ。

ウォルフより後に発売してるはずなのに退化してない?と思ってしまいます。

スカートはやたら茶色いせいで違和感凄い。

派手なポーズ取らせたら破れるかも。

 

ヘッドパーツは2種類付属。

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■試作フェーズⅡヘルメット

頭頂部や顎のラインが通常のフェーズⅡヘルメットと違います。

登場したのはローラ・サユーの時だけで、それ以降のファイブスは普通のフェイズⅡヘルメットを着用してました。

フェーズⅡヘルメットの没デザインが元だと思われる。

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■素顔

額の右端には5のタトゥー。

髪と眼球と歯は別パーツ化されてます。

髪が浮いちゃってるのが惜しいなぁ(^^;

 

▼その他オプション

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バックパック

マグネットで本体に装着可能。

これ自体がけっこう重いので本体の重心が崩れやすいです。

自立が難しい原因の7割くらいはコレのせい。

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■カートリッジ

スカート前部のホルスターに収納します。

(hottoysジェシーではホルスターと一体化してます)

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火器は4種類付属。ドライブラシによるウェザリングが施されています。

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■DC-15S ブラスター・カービン

いつもの。

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■DC-15A ブラスター・ライフル

アンカーアタッチメントが追加されました。

銃身下部のレールにスライドさせて装着できます。

 

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■DC-17 ハンド・ブラスター

塗り分けが細かくなりました。

スカート側面のホルスターに収納可能。

これまではスカートにホルスターが固定されてる方式でしたが、このファイブス以降、ベルトに吊り下げられることになり、独立して動くようになります。

hot toysのフィギュアにもしかっり引き継がれました。

 

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■ドロイド・ポッパー

ウォルフ付属のものと塗装が変わってます。

中央のラインにライトブルーの塗装が追加されました。

(アニメ見返しましたが、ポッパーは金色、デトネーターは銀色でした。

公式が勘違いしてる?)

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■差し替え用手首

13種が付属。

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■ディスプレイスタンド

ヘルメットアートをイメージした専用デザインでした。

リシ・ムーンにいた巨大ウナギがモチーフだったかな。

コイツに喰われたカタップへの哀悼、それを仕留めたレックスへの憧憬...色んな感情が詰まってそうですね。

 

▼hot toys ジェシーとの比較

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設定上は同じアーマーの色違いですが、並べると形状がかなり違う。

右の方が太い素体をベースにしてるはずなのに、左の方が太く見えます。

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上半身で最も異なるのが、肩当てとチェストプレートの形状。

サイドショウとホットトイズでトルーパーフィギュアの胴体の作りが違うのも要因の一つですが、目指したゴールがそもそも違うのでアプローチも違うのでは、と考察してみる。

■ファイブスは平べったい元のアーマーに合わせて横に長い作り

ジェシーは元のアーマーが露出する面積を多くし、胴長に見える作り

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下半身も印象が全く異なる。

ファイブスは腿がスカートで隠れてしまうのに対し、ジェシーはスカートの配置や脛の形状に工夫を感じます。

脚のラインを綺麗に見せるように配慮して設計してるんでしょうね。

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ヘルメットの実写アレンジは気合入ってると思うんですが、顎の形状を表現しようとした結果、より大型化した感じでしょうか。

もっと小型化しても良かったかも。

ジェシーの胴体の方がまだ相性が良さげ。
小顔に見せる工夫は必要かな

ファイブスはパーツごとに見れば一個一個の出来栄えは素晴らしいんですけど、全部合わさるとバランスが悪くなる、そんな印象です。

 

■ファイブスは設定通りアーマーの重ね合わせで重量感を再現し、よりリアルなアーマーを目指した作り

ジェシーは元々のボディラインを活かしてアーマーをアレンジし、全体像の見栄えを意識した作り

 

製品化するにあたり、開発スタッフが『実写資料がないアーマーをいかに違和感なくアレンジするか』という大きな壁にブチ当たったことは間違いありません。

元々のアーマーが実際に人間が中に入って撮影するためにデザインされたわけじゃありませんし、CGアニメだからこそ実現したデザインなのでしょう。

当然リアルの物理的制約を度外視してるわけですから、やはりある程度のアレンジは不可欠です。

それを踏まえた上で両者を比較すると、開発スタッフが考えていたことが何となく察せられます。

プロポーションもダメージ表現もジェシーの方が優秀だとは思いますが、それはまともな立体物がほとんどない状態から製品化したファイブスとエコーのフィギュアがあればこそ。

ARCトルーパーの可動フィギュアの草分け的存在なのかもしれません。

それはそれとして私は凝り性なので、やはりストレスレスなく触れるジェシーの方が魅力的に感じますね。

 

▼ポージング


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以上、ARCトルーパー/ファイブスのレビューでした。

hot toysが商品化するまで待つとか言ってたくせにこの始末(^^;

何だかんだ言って好きなキャラなので結局買ってしまいました。 

 

▼総評

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現状、サイドショウが発売したクローントルーパーの中で最後発の製品だけあって初期からの進化を感じさせる半面、同じくらい惜しいところも多いと感じる、といったところです。

キャラ愛でカバーするには少々問題が多すぎました(-_-;

1/6スケールのファイブスによほどの思い入れが無い限り、考え無しで買うと痛い目を見ます。

ファイブスはここ数年、フィギュア化の機会に恵まれているので遠からず新しいフィギュアが発表される可能性は大いにあります。

大人しくhot toysが商品化するのを待つか、代替え品を検討する方が現実的ではないでしょうか。

 

では、さいなら('◇')ゞ

 

※2024.6/22 追記修正

 

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